「あなたの旦那がラブホテル△△で不倫相手と密会してます。すぐに現場に向かってください」これ、信じていいの?
結論から申しますと、1回目は無視して良いです。
密告者(相手)からさらに詳細な情報があとあともたらされるはず。
また、電話のかけ主はあなたの生活サイクルを把握している
人物の可能性が高いです。
目次
緊急の指定電話とは?
「あなたの旦那さんが不倫をしています。今、ホテル××に女性と 2人きりでいます。
入口で待っていれば会えるとおもいますよ」
密告電話には、このような場所・時間帯を指定する電話(以下、指定電話)があります。
そして指定電話には 2種類があり、
ひとつは事前に知らせるタイプ。
もうひとつは上記例のように、密告相手に「いますぐ指定の場所に来て欲しい」と、
伝えるタイプです。
私が「緊急の指定電話」と呼んでいる密告電話です。
呼び出しの密告電話ですね。
以下、当記事では指定電話と記します。
不正がおこなわれている現場を知らせる指定電話もありますが、
大抵は不倫や浮気現場を知らせる恋愛関連です。
指定電話を受ける側は不倫・浮気をしている人物の
配偶者や恋人ですね。
そして、指定電話に関して発生する問題とは
「どのように行動すればよいのか」
「電話の主を信用していいのかどうか」です。
密告者はあなたの生活サイクルを知っている人物かもしれない
今すぐ来てタイプの指定電話をかける人物は、
相手の日常生活のサイクルを把握している可能性が高いのですね。
たとえば、あなたが既婚女性だとします。
家事も終えて、自宅でくつろいでいるといきなり不審な電話がかかってきました。
「xxさんが今、〇〇町のホテル△△に入っていた来ましたよ、
いつも2時間ほどで出てくるので待ち伏せをおすすめします」
しかし、受け取ったあなたは行きたくてもいけません。
自宅は〇〇町から遠く離れているためです。
〇〇町なんて一度もおとずれたこともなく不慣れです。
初見でホテル△△を探すのには時間がかかるでしょう。
さらに、移動時間も含めると間に合うかどうかもわからない。
結局、密告電話の言うことは信じても時間の制限もあり、
行動が起こせない。
そのため、今すぐ行動を起こさせる指定電話のかけ主は
相手の日常生活のサイクルを把握している可能性が高いのです。
そうでなければ失敗に終わることは目に見えています。
そして、この指定電話は密告電話を代行する業者が受けたがらない依頼です。
突然行動しろといっても、人はできませんからね。
配偶者や恋人の不倫、浮気を知って混乱しない人はなかなかいません。
うすうす感づいていても、第3者から知らされるのは別のおどろきを持つためです。
この緊急の指定電話の成功率を上げる方法はあります。
しかし、「事前準備」が必要なので手間がかかります。
密告をするスタッフも待機していなければならないので、
業者側としても対応がむずかしい。
密告電話を依頼者に代わって実行する、業者側のスタッフが拘束されるんですね。
緊急の指定電話は確定情報ではないときがあります。
「田中さんは行きつけのラブホテルが2つあります。私が確認次第、
そちら(密告業者)に連絡しますので、私からの電話を受け取ったら
すぐに田中さんの奥様に電話をしてください」
業者側としてはリスクがあります。
いつくるかもわからない依頼者の電話を待つのです。
依頼者の電話をとりわすれたら業者側のミス。
クレーム問題となります。
「田中さんは今日は、密会しないようでした。明日、また田中さんを尾行してみます」
なんて、空振りに終わることも珍しくありません。
と、言いますか大体このパターンに落ち着きます。
業者側からすれば拘束時間もあり、失敗率も高い。
よって、密告代行業者は受けたがらないのです。
代理の緊急指定電話はそう続かない
もし、このような緊急の指定電話をあなたが受けた場合、
電話をかけた人物は密告代行業者を通していない可能性が高いです。
たとえ、密告代行業者を雇っていても結構な額を払っているとおもわれます。
今の相場では、3万~7、8万でしょう。
通話時間が数分、1回の密告電話でも約3万円ほどの料金相場です。
よって、立て続けにできないので、密告電話が継続する可能性は低いです。
ただ、数千円ほどで受ける業者や便利屋も存在します。
相場が崩れるほどの安さですね。
けれど、格安には理由があります。
業界で名が売れてないために格安なんです。
腕が悪いのでかならずあとあとボロをだします。
または実行しないパターン。
たぶん、これが一番多いとおもわれます。
名が売れていない業者は自己流でするので、
相手方に余計な情報を与えがちです。
そのため、依頼者の特定はできずとも、容疑者をかなり絞り込めるはず。
恐れる必要はありません。
対処法
基本的には、緊急の指定電話は無視してかまいません。
無視しておけば、さらに詳細な情報を伝えてくるはず。
相手が情報をこちら側(あなた)に提供するほど、
事実がどうか、相手は何者なのかを推測しやすくなります。
有利となるため無視するという方法です。
事実、緊急の指定電話をして、相手方に無視され続けたために
手紙による密告に切り替えた人を知っています。
密告者である自身の存在を隠すために、必要最低限の
情報を明かしていた。けれど、密告相手の反応が乏しいので
詳細な情報を伝えなけばいけなくなったパターンですね。
これを狙います。
ですが、無視しつづけると相手によって逆上するパターンも
あるので注意が必要です。
緊急の指定電話をかける前に、通達があるはず
現在進行形でおこなわれている不倫の密会場所を
知らせるのであれば、事前に密告相手に配偶者が
不倫をしている事実を伝えているはず。
いきなり配偶者の不倫を知らされて冷静に行動できる人はすくないためです。
それができていないのであれば、相手方は単独、
または腕の悪い密告業者を雇っているのでしょう。
おそらくは単独犯だとおもいますが。
上記の理由から、元密告業者の意見としては、
緊急の指定電話は無視してもかまいわないと判断しています。
1 回目は無視しても大丈夫です。
ただし、密告電話が継続するのであれば別の対処が必要です。
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