密告の電話や密告の手紙に悩まされたとき、身近な人に相談してはダメな理由。

密告の相談を身近な人物にするリスクとは?

密告の手紙が会社に届いた!
夫が浮気しているとの密告電話を受けてしまった!
そんなときについとりがちなのが身近な人物に相談すること。
あなたは、あなたが一番信頼を置いている人に相談するでしょう。
しかし、リスクがあることはご存知でしたか?

あなたの秘密を他人に知られない方法とは?

結論から先に

質問:密告を受けた事実、その悩みを親友に相談しても良い?
回答:控えるのが無難です。
理由は以下に記します。

情報は内部から流出する

情報を取りあつかう立場であればどこかで聞いたと
おもわれる注意喚起。

「誰かに話せば情報は洩れる」
「情報の流出は内部要因が8割」
事実です。

密告業者に限らず、顧客の秘密を取り扱う仕事に勤める方なら
上司や先輩相談員から注意される事由です。

類似する相談業も似たような注意をされるとおもわれます。

外的要因よりも内部要因から秘密は洩れやすいのですね。
人為的な失敗(ヒューマンエラー)も内部要因のひとつです。

あなたの秘密を第三者に盗み出されるよりも、
あなた自身がうっかり秘密をばらしてしまうきっかけを
つくってしまうほうが、確率は高いと言えます。

探偵もそうですが、密告業者も同様に情報の取り扱いが厳しいです。

密告業者内部でも、相談員の横のつながりは薄いです。

密告屋内部(相談員同士)で協力する場合もありますが、基本は
隣の人のしている仕事がわからないようになっています。
※密告業者によっては内部システムが変わりますので一概に申せません

なぜなら、密告業者(密告屋)はトラブルを一番嫌います。
他の職業も同様ですが、密告業者においてはわずかに事情が変わっているのです。

密告業者は地下アイドル・有名な学者先生、地方老舗企業に関わる
スキャンダル程度の秘密ならばいくらでも保有しています。
そのため、すこしでも情報が流出しないように細心の注意を払います。

ことがばれたら依頼者よりも深手を負うためです。

依頼者本人はもとより、密告先から報復があるかもしれませんから。

密告業者の肩を持つつもりはありません。
しかし、業者側も自己保身のためにも情報の
取扱いには気を配っているのですね。

では、密告を受けた側は秘密(情報)の取り扱いに関して
どのような姿勢でいれば良いのか?

以下、傷口を広げないための重要ポイントをお教えします。
たったひとつだけです。

人から人へ、秘密は伝播する

あなたが気の置けない親友だとおもっている彼、または彼女は
あなたほど、あなたを親友だとおもっていないかもしれません。

あなたが「生涯で一番の友人」と断言できる人物がいたとしましょう。

そして、悩みを打ち明けた。その悩みはかなり深刻なものです。

自分ひとりではなんとも答えようがない。
そこで、「生涯で一番の友人」(人物A)は、
別の「生涯で一番の友人」(人物B)に相談をします。

そすると、人物Bは心から信頼している人物Cに話します。
そうです。この流れが続きます。

1回、他人に話せば伝播する恐れがあります。

家庭・ご近所はもちろん、職場や狭い業界であれば
すぐに飽和点に達するでしょう。

田舎にありがちな、
「あれ、1人にしか話してないのになんで町内のみんなも知ってるの?」現象です。

舞台は異なりますが、新聞記者・雑誌記者など、
特ダネを追う記者たちは先輩・同僚にネタを明かしません。
貴重な情報を掴んだら隠し通します。

自分の成果を他人にうばわれないためです。
なぜなら、特ダネは知る人がごくわずかであるために価値がある貴重な情報。
「この人なら話しても大丈夫だろう」と、誰かに話せば

ときには上司にすら内緒にします。

どこからか、漏れている可能性が高い。

当記事は密告された側の方に向けて書いていますが、
この事情は密告する側もおなじです。

どうしても知人・友人に相談したいあなたへ

どうしても友人に相談したいときはどうすればいいのか?

できるだけ、詳細は話さないようにしてください。
そして、内容を正確にすべて伝える必要はありません。

なお、複数人に相談する場合、話す内容を1人につき
すこしずつ変える方法があります。
情報が漏れた場合、どこに穴(誰がばらしたのか)を
把握しやすくするためです。

穴がわかれば埋められます。
事後処理が楽になります。

ただ、個人的にはお勧めできない方法です。

なぜなら、あなたの行動・思惑が密告者に筒抜けとなる
おそれがあるためです。

私は元密告業者ですので内情を知っています。

密告者は密告相手の身近な人物である可能性が高いことを。

手紙・電話などの手段は関係ありません。
個人に向けた密告・忠告・警告などは
「身近な人物」が犯人である事例が本当に多いです。

「心から尊敬している上司」
「頼れる兄」
「学生時代から交流を欠かさない親友」
「今ではいい関係の元カレ・元カノ」
などなど。

あなたからしてみれば「信頼できる相手」。
しかし、相手はおなじように感じているとは限らない。

こと、恋愛(二股・不倫・浮気)に関しては
感情的になってしまう方は珍しくないためですね。

一時の感情で、今まで親密にしてきた親友を
貶める人たちなんてごまんと存在します。

では、密告に関して悩んだときには
誰を頼れば秘密は守られるのか?

それは第三者しかありえません。

あなたといままで接点がなかった人物がベストです。
交友関係や、仕事上の付きあいがない人物ですね。

あなたの私生活上で接点がない。
外部から見て接点がないとおもわれる人物が最適です。

「そんな頼れる第三者はいないよ」
ほとんどの方がそう悩むでしょう。

しかし、簡単です。

お金で雇うのです。

現実的な話になりますが、お金で協力者は増やせます。
それも第三者を。

傭兵みたいなものです。
弁護士・探偵だってそのような傭兵の立ち位置に属します。

密告被害で悩んでいるとき、
どうしても自身で抑え込めない。

だから外に向けようとします。
信頼のおける身近な人物に。

しかし、それをグッとこらえないと
被害が拡大してしまう恐れがあります。

誰に相談するのか。
その選択は慎重にお決めいただきたく願います。

流出経路の参考図

秘密情報の流出経路

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